連載コラム Who am I?
エニアグラムで自己探求
vol.7
自分がストレス状態だと気づく瞬間
みなさま、こんにちは。
しばらくご無沙汰しておりました。みなさま、いかがお過ごしだったでしょうか?私は、夫が急に日本を2か月ほど離れることになったので、3月以降は、娘の小学校の卒対委員から中学校入学までの準備、家の中の断捨離、日常の仕事に家事にと…1人追われておりました。その間、東京都内は相変わらずのコロナ感染拡大…犬の散歩と週一のお買い物以外はステイホームという生活で、唯一頑張っていたのが、夜9時半からのオンライン加圧エクササイズダイエットでした。気づけば6月です!4キロ痩せて筋肉も体力もついたところで、エンジンかけて走ります!
さて、5月病という言葉があるように、ゴールデンウィーク明けから、心の不調のご相談を受けることが増えています。わりと深刻な「生きづらさ」を感じているとおっしゃるのです。そんな時、エニアグラム・カウンセリングでご一緒させていただく、自己探求セッションは、負のスパイラスからの脱出の糸口の一つになります。そこで、今日は、自分自身がちょっとストレス状態だなぁと気づけるかもしれない方法をご紹介したいと思います。
これまでのお話しの中でも、私たちは誰でも自分では気づいていない様々な癖があることについて触れてきました。エニアグラムの9つの性格タイプは、私たちが実際に行動を起こしたり、決断をしたりする時の直接の要因となる無意識の動機の違いによって分けられるのですが、そろそろ、ご自身のタイプはこの数字かなぁと絞れてきた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、各タイプによって特徴のある、ストレス(分裂)の方向についてご紹介します。
あなたは、時々、もしくは結構頻繁に、いつもの自分とは違う自分になってしまうというか、わりと肯定的にとらえている自分の様子と真逆のあまりよくない態度をとってしまうことはありませんか?
例えば、私の場合、普段は相当楽観的で何も気にしない性格なのですが、突然に目の前の細かいことが気になって自分が納得いくまで完璧にしたくなったり、他人のやりかたを干渉して口出ししてしまったりすることがあります。自分でも不思議なくらい…いつもの自分と違うと感じる好ましくない瞬間なのですが、種類は違えど9つのタイプ全てにそのような状態が起こります。これをストレス(分裂)の方向という理論に照らし合わせてみると、自分が一瞬ストレスを感じていることに気づくキッカケになります。…続きを読む▼