私の想い

美のARIKAのオーナーセラピスト、髙橋有加です。

自宅の一室にプライベイトサロン兼オフィスを構え、世界共通のエニアグラム心理学の知識と人生経験をベースに、人間の多様なパーソナリティーの仕組みを研究し、また、個々に寄り添いながらその人が心理的に本当に自分らしく充実した人生を過ごせるように、そして、精神的な成長と夢の実現に違づいていくためのキッカケ作りやサポートをしています。

一人一人の個性を尊重し、お互いの強みを活かし、平和で豊かに発展する社会を維持していくことは大きな課題です。変化する地球環境や国際社会関係の中で、私たちや若い世代の人々が希望を持って生きていくために今必要なことを心理学的に分かりやすく納得し活かせるような形でお伝えしていきたいと思っています。プライベートサロンにお越し頂けない方は、オンラインでお顔を合わせながら安心してカウンセリングや講座を受けていただけます。

私について

「美のARIKA(びのありか)」という屋号は、サロンオーナーである私の10代の頃からの親しみあるニックネーム「ありか」に、「美しい物」のある場所という意味をこめたものです。ビューティーセラピーを提供するにあたり、当然、自己管理も大事にはしていますが、「美」は外見の美しさだけでなく、むしろ、全ての人が生まれ持つ内面にある精神的な美しさを意味します。Beautiful=美しいという言葉には全て良い意味が含まれていると思っています。

このサロンを主宰するにあたり、初めは、栄養士とビューティーセラピストの知識や技術を活かして、体の内側(食べ物や運動指導)体の外側(施術)からのWアプローチで、美と健康バランスのとれた日常生活のサポートをしたいと考えていました。ですが、真の心身のトータルビューティーを実現するには、心の健康が不可欠だと気づきました。もっと言えば、精神の健康こそが全てのベースにあると言っても過言ではありません。ですから、美のARIKA(びのありか)が開業以来ずっと目指しているコンセプトは、Spiritual Growth Therapy なのです。

ここからは、私のこれまでの人生経験なども交えて、サロンを通じて伝えたい私の想いについてお話していきます。私がエニアグラムを知ったのは20代半ば頃でしたが、心の健康や人間のパーソナリティについて真剣に学ぼうと思ったのは30代半ばになってからでした。日本エニアグラム学会に所属して、まず自分の内面にあるものと向き合い、自分とは違う他人の心の内側の仕組みを理解したいと思いました。

私は、サラリーマンと専業主婦の両親のもとで、3人姉弟の長女として育ちました。大人の事情が盛り沢山な家庭で育った私たちは、現実的にも心理的にも、幼少期から成人してもなお辛く悲しい気持ちや怖い体験を抱えながら生きてきました。私が10歳の時に両親は離婚し、その後家庭はさらに危険な場所となりました。私にとって親は、最も信頼できない存在で、不安や恐怖やストレスの源であり、私は早く家を出て自分の幸せは自分でつかむしかないと思っていました。そして、無意識に、それでも自分は大丈夫なんだとポジティブに暮らしていました。後にエニアグラムを学び、自分は小学生の頃には既にそうやって現実逃避を繰り返しながら、問題を直視できずにいたという心理を知ることになります。同じ家庭で育っても、妹や弟の様子は自分とは全く違っていました。そもそも持って生まれた個性も、防衛のために身に着けてきた性格も全く違っていたのです。

人間の「性格」は、生まれもっている気質の周りに形成されていきます。産まれた瞬間からを親との関わり方や育ちの環境の影響も受けながら形成されていきます。物心がつく4~5歳の頃には既に、その人の一生に関わるコミュニケーション方法や行動の癖となる「性格」の原形ができていると言われます。

1人親家庭の貧困や、親自身の心身の不健康、それに伴う子ども生活や教育環境の悪化、問題行動や副次的な心の病の発症などは、昔から深刻な社会問題です。幸いなことに、10代の私には信頼できる大人(学校の先生)の存在や心の支えになる友達の存在がありました。生活保護受給家庭でしたが、中学卒業後、私は公立の進学校に進み、高校卒業後も数種類の奨学金とアルバイトを掛け持ちして短大を卒業し、安定した企業に就職することで、原家庭から経済的に自立することができました。

運よく就職したのはバブル期終盤。すぐに一人暮らしと貯金を始め、30歳の時、過去をリセットし生まれ変わりたいという想いでオーストラリアに渡りました。私の人生の大きなターニングポイントでした。異国の別世界で自由になり心が解放されたように感じました。ですが、そこがゴールではなく、やっと出発点に立てたのでした。自分はこの人生で何をしようか?漠然と願い続けてきた幸せって何だろう?と考えて始めた時、留学していたブリスベンで、人生のパートナー(夫)と出会いました。

それまで結婚や家庭に全く良いイメージを持てなかった私でしたが、彼となら結婚してもいいかなぁと、日本に戻り人生の再スタートを切りました。しかし、自分が母親になる自信はなく、このタイミングで、エニアグラムを通じて自分自身とガッツリと向き合うことにしました。時間をかけて自己理解が深まるにつれて、他者のことも客観的に理解できるようになり、心が少しは楽になりました。今では心から子どもに愛を伝えることができます。どんな環境にさらされてきたとしても決して失われることがない、本当の自分と繋がっている感覚に支えられていることに感謝できるようになったのです。もう幸せを追い求める必要はない自分がいます。そして、心配していた妹弟たちも、それぞれに優しく信頼できるパートナーとお互い支え合いながら、今は幸せに暮らしています。

私のサロンに来られる方の中には、幼い頃に満たされなかった記憶や辛い何かを抱えつつ、結婚や子育てを経験する中で、生きづらさを感じている方も多いです。自分にとって未解決な問題と向き合いたいとおっしゃって、エニアグラムコースを受講され、楽になったとおっしゃっていただけたり、このタイミングで知れて良かったと言っていただけます。人間のパーソナリティは幼少期の親との愛着関係からさらに社会環境の影響を受けながら形成されます。そして、その後の個々の人生=生き方に影響し続けます。自分を縛り付ける性格を手放し、本当の自分をありのままに受け入れる作業、これまで良く頑張ってきたねと認め、囚われから解放されて自分本来の自由な生き方を知ることはとても大事です。

エニアグラムを人生に取り入れる前の私は、幸せをいつも外の世界で探していました。でも結局、幸せのありかは自分自身の中でした。実際、本当の自分を受け止める作業に手を付けることには大きな勇気が必要でした。そして、パンドラの扉を開いた時の衝撃はすさまじい物でした。それを乗り越えて本当の自分を知ることができたことで、深く癒され自由になり未来が開けたのです。
全ての人が、生まれ持った本当の自分に出会い、その美しさを活かして自由に生きる権利があります。

若い時に本当の自分の素晴らしさや自己肯定感を持つチャンスがなかった人も多いと思います。それでも私たちは自分なりに毎日一生懸命に頑張りながら生きています。強い意志や思考のもとに、頑張れば頑張るほどストレスが増したりうまくゆかなくなったりという経験は誰にでもあるのではないかと思います。他人や社会を恨んだり羨んだり、自分のことが嫌で仕方なくなってしまうこともあるかもしれません。

幼少期からの自分を守るために身に着けた性格(防衛反応として学習してきた知恵や戦略)は私たちを一時的に守ってくれるものであることは間違いありません。ですが、知らず知らずのうちに本当の自由や自分の可能性を封じ込める重い鎧になっていると言われています。鎧を着たまま必死に頑張るのではなく、思い切って脱ぎ去って、本当の自分であるあなたの内側で輝く本当の素晴らしさや美しさと出会ってみませんか。あなたはもっと自由に自分らしく、社会の中で活躍できるはずです。

美のARIKA では、外側と内側の両方からの癒しと、世界共通のコミュニケーション人間心理学「エニアグラム」理論に基づくアプローチで、これまで頑張って生きてきたあなたが、今から未来に向かって真に自由に健康に自己実現されるのを、専属でサポートします

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未来を切り開きつ創造する思考
私たちは、どんな環境下でも、自分の人生の主役を生き、自分の求める幸せな人生を全うしていくのです。

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